千葉大学「紫千会」のブログ!

千葉大学和楽器サークル「紫千会」のブログです。部員みんなで書いているので、ぜひ見てくださいね!

いとたけ考 2月

 

こんにちは。2017年になってから早ひと月経ってしまいました…

でもそんなことどうでもいい…今はもっぱら期末試験!ほかの大学さんはすでに春休みになっているようですが、我々千葉大はあと一週間学校に行かなくてはなりません…

今月は17日から九十九里浜の方へ合宿に行くので、楽しみな月になりそうです!

今月はイベント報告を!

1月に入ってから紫千会としてのイベントは1月3日のジャパンゴルフさんでの依頼演奏と、1月15日にお弾き初めを行いました。

ジャパンゴルフさんのほうは去年から呼んでいただいております。去年は二人で行きましたが、今年は後輩を連れて四人で行ってまいりました。

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↑こんな感じで和装でやりました(^^)v

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↑これはたぶん春の海の時ですね~

三段の調、萌春、めぐる季節、春の海の順で演奏してきました。

 

お次はお弾き初め!

この日は千葉大学センター試験会場になってしまっているため、大学近くの公民館を借りて開催しました。

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↑準備シーン

公民館の和室が30人しか入らないので結構ぎゅうぎゅうでした(笑)

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↑年初めの行事ということで会長挨拶…くだらない話で終わった気がします(笑)

改めてサークルの人数が増えたことを実感しました(∩´∀`)∩

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↑お弾き初めの3日くらい前に突然やることになった風のとおり道。何とか形になった…

f:id:chikuyoukai:20170201223737j:plain↑箏部のみなさんによるキセキ。たまにはこういうJ-POPも気分転換になりますね!

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↑こちらは箏部のみなさんで小鳥の歌。宮城道雄の作品です。とてもかわいらしい曲ですよ~

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↑なんと当日朝にやることを決めたという三味線一年生による「うれしいひなまつり」

数時間の練習でよく頑張りました!

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↑いつもの古曲トリオ。今回は夕顔をやりました(^^♪

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↑三味線部のみなさんによる六段の調。上級生は替手で参戦しました~

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↑尺八部総出で尺八3重奏曲扇をやりました。毎年新尺八部長が独奏を担当することになっています。ちょうど独奏のシーンですね٩( ''ω'' )و

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↑乱輪舌です。個人的には八橋検校の段ものの中で一番好きですね~

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↑最後はいつものコンビで春の海でした(^^ゞ

1月15日ともなるとお正月気分も抜けてちょっと違う気分ですね(演奏者談)

 

さて、時間があまりそうだったので、(実際だいぶ余りましたが笑)持ち込み企画として紫千会格付けチェックをやりました!(笑)

お題は尺八の聴き比べ。3年生の先輩が持っている20万円の尺八と部室にある1万円のプラ管尺八。このくらいだれでも区別できると思うじゃないですかぁ??

出題者がちょっと意地悪してあんまり違いが出ないように吹いたら、思った以上に違いが分かりにくく、本家さながらのAの部屋とBの部屋に分かれてもらったところ…

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↑Aの部屋5人(笑)

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↑Bの部屋約25人(笑)

 

さーて、結果はどうだったのでしょうかね…??

 

 

 

 

 

 

 

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Aの部屋が正解でした( ◠‿◠ )

 

出題者はこのあとBの部屋の方からたっぷりとクレームをいただきました_("_´ω`)_ペショ

 

いやぁ、でも大人数で遊び企画ができるのは楽しいですね!

 

今回は活動報告ということでいろいろと紹介させていただきました!

それではまた!

いとたけ考 1月 

あけましておめでとうございます!会長です(^^ゞ

今回は紫千会になってから初めての年越しでもあり、テンションが高くなって60人いる全体ラインの中でカウントダウンをしてたら「酔っぱらってる」と勘違いされてしまいました_("_´ω`)_ペショ

先月の25日には部員たちで部室の改装をして、気持ちのよいままにクリスマスパーティーをしました。後輩たちと2016年を振り返り、新歓に向けて舵を切り始めていきます…(その前にお弾き初めがあるんですけどね笑)

来年度の新歓でも今年のように多くの一年生が入ってくれることを願って頑張っていきたいですね!

さて、お正月というと、あちらこちらから春の海が流れてきて、ラジオでも邦楽番組が多く放送されます。邦楽はお正月のためのものではないですが、昨今ではもはや正月飾りの一つのように感じられます。「年中行事」が好きな日本人らしいですね(笑)

「年中行事」というと、年末に第九を演奏するのもそうです。年末の時期に集中的に第九を演奏するのは日本くらいだそうですね。諸説ありますが、客入りがいいので楽団員の餅代を稼ぐために年末に演奏するという話を聞いたことがあります。

ま、それがきっかけとなって年末に演奏されるようになり、習慣が伝統になったというわけですね。私は第九が大好きで年中聴いていますが、NHKで大みそかに放送するN響の第九は必ず見ています。今回の指揮者はヘルベルト・ブロムシュテット氏で、この方なんと89歳。第九は70分ちょっとの大曲なので体力もさることながら、この方の曲の解釈に感動しました。

曲を細かく解釈し、それをひとつひとつ音にしていくというのがブロムシュテット氏のやり方でした。公式に当てはめるというより、長年培った経験や感性なのでしょうか、今回の第九は聴いていて深みのある演奏だったと思います。

邦楽の古曲にもこの話は通じるところがあり、古曲は強弱記号をはじめ、表現に関する指示が一切ないので、楽譜だけ見て何も考えずに演奏すればただの棒読みなものにしかなりません。しかしフレーズごとに解釈してそれを表現することで深みのある演奏ができるのかなと思った次第であります。

やっぱり音楽って深いなぁ…

今年も千葉大学紫千会をどうぞよろしくお願いします!

 

 

【11/19】紫千会第1回定期演奏会【レポ】

2016年もあと少しになってきましたね。

お久しぶりです、藤原です。

 

今回は11月19日にあった、紫千会第1回定期演奏会についてレポートします。定期演奏会が終わってから怒涛のテスト期間に入りまして…書くのが遅くなってしまいました、すみません!

 

曲目は、

1.六段の調

2.萌春

3.編曲京鹿の子娘道成寺

4.八千代獅子

5.舞踏曲

6.トワイライト・セイリング

7.風三章

8.四季彩

でした!

 

すべての曲について触れたいところなんですが、写真のデータが見当たらないものもありまして、演奏については一部のみのレポートとなります。

その代わりと言っては何ですが、舞台裏などの様子をいくつか紹介しますのでよかったら見ていってください!

 

 

 

 

それでは いってみよう(^o^)!

 

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 ↑きれいな受付!

予想していた以上のたくさんの方々に来ていただきました!開場前に列ができたとかなんとか…

足を運んでくださった皆様に感謝申し上げます。

 

 

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開演前の様子パート1です。

トラックをつけて、皆で協力してホールに荷物を運んでいる様子です。

トラックには主に箏(十三絃、十七絃)や箏関係の備品を載せてもらっています。

とてもありがたいです…! 

 

 

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 ↑開演前の様子パート2です。

これは何をしているところか皆さん分かりますか?

赤いネクタイの人が定期演奏会の時の会長さんで、黒いシャツを着ている手前の女子たちは箏の2年生です。

そうです、答えは後輩が会長のスピーチ練習を聞いている様子でした。

優しい後輩たちですね(^o^)

 

 

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開演前の様子パート3・4は、お昼ご飯の写真です。

皆で仲良く食べています。早朝から準備や移動で忙しかったので皆お腹ペコペコですね。

これからの本番に緊張していた子もいるんじゃないでしょうか。

このお弁当、あっさりしていて食べやすかったです。 

 

 

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 ↑1年生たちによる六段の調です。

今年は上級生を上回る数の新入生がサークルに入ってくれて、大迫力の六段の調でした!

写真から見て分かるように暗譜にもチャレンジしました。本当にすごいですね!!

 

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 ↑ しかし その六段の調の舞台裏では、人数が多すぎてどうやって並ぶか結構大変だったようです。

 

 

 

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↑これは2年生による合奏、編曲京鹿の子娘道成寺の様子です。リハーサルの写真かな…?

学部が違えばキャンパスも違い、なかなか皆で集まって練習するのが難しかったですが、衣装をそろえることができ、楽しく演奏できました。 

ソロも各パートに1つは必ずあって、緊張したメンバーもいたと思います。

 

黒シャツ統一で女性陣はお花のコサージュ。かっこよくないですか?(笑)

 

 

 

 

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八千代獅子の演奏の様子です。これももしかしたらリハーサルの様子かな…?

袴が鮮やかで見ていて楽しいし、今回の曲目のなかでは唯一歌があり、おおっ!となった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

サブパンフレットに描かれている獅子がカッコいいですよ!

 

 

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トワイライト・セイリングの様子です。リハーサルの写真かもしれません。

尺八を演奏している先輩は前日まで教育実習があり、十七絃を演奏している会長さんも会の運営のために大忙し。

お二人ともハードスケジュールを見事こなし、本番立派に演奏していました。 

ゲームミュージック系が好きな人は特に心惹かれる曲ではないでしょうか。

 

 

 

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↑三年生女子による風三章です。これもまたリハーサル の写真かもしれません、すみません…

全員袴姿でとても美しいですね。

写真ではぼやかしちゃっているので分かりませんが、いつもの先輩たちとは違う髪型・お花・メイクでドキッとしました。

 

 

 

 

 

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 ↑舞台裏の様子パート1です。

箏部の人たちが必死に調絃をしている様子です。

人数が多い分、箏ももちろん多いので短い時間に急いで調弦していました。

もっと素敵な演奏をするためにも、日頃から正確に音をとる練習をしていかないといけないですね、頑張ります!

 

 

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 ↑真剣な会長さんの写真です。

会長さんの十七絃を演奏している姿はいつも堂々としています。

1年間、会長お疲れさまでした!

 

 

 

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 ↑舞台裏の様子パート2です。

これは1年生尺八’sかな…?と思ったら真ん中にノリノリでポーズをとっている会長さんを発見

ひとつ前の写真とのギャップが激しいですね。

 

 

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 ↑袴シスターズ!

お馴染み3年生女子の先輩方です。

お稽古の日程調整や会計、大合奏練習の日程調整など、会のためにたくさん活躍してくださった先輩方でもあります。たくさんのお仕事お疲れさまでした!

 

 

 

 

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 ↑そして演奏会終了後の打ち上げの様子です ※全員成人済み

今までの練習から本番まで、全部打ち上げる会です。

お酒は大人の楽しみですね。

 

アンケート結果の発表もあるので、わくわく&どきどきの時間でもあります。

アンケートのたくさんのご意見ありがたいです。本当にありがとうございます。

ご指摘・反省点など今後に活かしていきます。

また、演奏・衣装・パンフレットを褒めていただきとても嬉しいです。活動源になりますよね。

 

 

 

 

 

そして!

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 ↑縁の下の力持ち!

トラックの運転から専属カメラマンまで、たくさん活躍していただきました!

演奏シーンや舞台裏のみんなの様子など多くの素敵な写真を撮ってくれました!

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

このように、紫千会第1回定期演奏会はたくさんの人のご協力のもと無事成功することができました。

 

本当にありがとうございました!!これからも紫千会をよろしくお願い致します。

 

 

 

以上、2年藤原でした!また次回!(^o^)

 

 

 

ごあいさつ 

こんにちは。このたび、千葉大学紫千会第2代会長に就任いたしました、金子 慎と申します。…とはいっても、いつもいとたけ考書いてる奴なので、ブログでは常連ですが…(笑)

このブログにて会長就任の挨拶に代えさせていただきます。

12月7日に代替わり総会が行われ、今までの役職の方はすべて新役に代替わりとなりました。今年一年を見ても、まさに激動の一年と私は思います。その一年間を副会長として会長の背中を直に見ながらやってまいりましたが、この会長あらずして今の紫千会なしといっても過言ではありません。春の新歓で新入生が30人を超えたことが全ての原動力となりました。彼らの力は私の想像をはるかに超え、このサークルの力そのものとなりました。6月の総会でサークルの名称変更を実現できたことも記憶に新しいですが、今まで積み重なったものを引き継いで新たな歴史を作っていくというまさにその出発点を経験しました。紫千会になって7か月ほどしかたっておりませんが、私は日々このサークルに特別なものを感じます。空き時間があれば無意識に部室に向かっている私の足がそれを示しています。決して広くなく、やや散らかっている部室ですが、人を引き付ける魅力があるのです。先代の会長は本当にこのサークルに対して愛着を持たれていて、先代のサークルに対する熱い思いを何度も語って聞かせてくれました。私は何としてもこの意思を継いで、生まれたばかりの紫千会を安定した立派なものに発展させていこうと覚悟を決めました。しかしながら就任してみると60人もいる組織の代表になるというのは副会長時代とは全く違った景色であり、また責任感も違ってきます。でも私はこのサークルに全力を尽くしていく覚悟です。先ほども申し上げた通り、このサークルにはそれだけの魅力を感じるからです。

徳川家康は「天下は一人の天下にあらず、天下は天下の天下なり」と語ったとされています。私利私欲ではなく、天下のために自分が天下を取るのだと。私が好きな言葉の一つですが、私も家康のように、この紫千会を紫千会の、そして会員のために何か少しでも力になれるよう、一年間頑張っていきたいと思っております。

長々失礼いたしました。これからも千葉大学紫千会をよろしくお願いいたします。